ライフジャケット着用はアングラーの義務です。

こんにちは。

にしっぴ〜です。

先日サーフへヒラメ釣行に出掛けた際、ちょっと気になったことがありましたので、そのことについてお話したいと思います。

近頃のサーフは非常に多くのアングラー達で賑わっていますね〜。

一人一人の装備も個性豊かで、まるでファッションショーでも見ているかのようです。

ところで「あなたはライフジャケットを着用していますか?」

先日見かけたアングラーは、ウェダーの上からウエストポーチ型の膨張式ライフジャケットを着用し、その上から肩掛けバッグを掛けて釣りをされておりました。

中にはライフジャケットを着用せずに、釣りを楽しまれている方がいらっしゃいましたが、万一の事故が起きた時を考えるとライフジャケットの着用は必須にして欲しいものです。

人の装備について、とやかく言うつもりはありませんが、ライフジャケットの着用や選択を間違えると最悪命を落とすことだってありますからね。

ということで、本日はライフジャケットについてのお話です。

ライフジャケット着用の重要性について。

海上保安庁の統計資料によると「マリンレジャーに伴う海浜事故」で、平成27年度における釣り中の事故者数は258人という状況になっています。このうち死者・行方不明者数は92人となっており、全体事故者数258人中、189人が海中転落による事故でした。

また、過去5年間(平成23〜27年)の海中転落事故者数は956人で、このうちライフジャケットを着用していた人は203人でした。残り753人は非着用だったわけです。

常に水場と接するアングラー達は、自らを守るためにも必ずライフジャケットの着用をお願いしたいものです。

ライフジャケットの着用有無での生存、死亡率は、下記のとおりです。

出典:海事:ライフジャケットの着用義務拡大 – 国土交通省

ライフジャケットを着用していれば、万一の事故に遭遇したとしても助かる可能性は高いと言えます。

因みに平成30年(2018年)の2月より小型船舶乗船者へのライフジャケット着用が義務化されるとのことです。

ライフジャケットの種類について。

現在多種のライフジャケットがありますが、大別すると固型浮力材式と膨張式の2種類に分けられます。

固型浮力材式


出典:ライフジャケットの種類と特徴 | ライフジャケット(救命胴衣)コーナー

ジャケットタイプなどと言われており、固型の浮力材が救命胴衣の中に仕込まれているものです。

最も一般的なタイプであり、中には道具などを入れる複数のポケットが付いたタイプもあります。

サーフで着用されるものとしては、このタイプが最も多く使用されているのではないかと思います。

メリットは、しっかりベルトを締めていれば、落水した場合でも自動的に浮くことが可能なこと。ポケット付きのタイプでは多くの道具を収納しておけること。また服を一枚着用しているのと同じ状態のため、冬場は防寒着がわりになるなど。

デメリットは、固型浮力材が入っているため嵩張り動きが制限されること。また道具の量によっては、本体が大変重くなり肩こりや腰痛などに悩まされることがあること。この影響から長時間釣行には不向き?夏場は逆に暑いことなど。

膨張式


出典:ライフジャケットの種類と特徴 | ライフジャケット(救命胴衣)コーナー

このタイプはベストタイプ、腰ベルトタイプ、ウエストポーチタイプなど多くの種類があり、内蔵ボンベのガスにより浮き袋を膨らませるものになります。

また、自動、手動式があり、膨らみが足らなかった場合でも自分自身の息で膨らませられるようにホースが付いています。

プレジャーボートなどでは、このタイプが多く使用されていますね。

メリットは、何と言っても非常にコンパクトで軽いこと。固型タイプではないため嵩張ることもなく、動きが制限されないこと。また自動膨張式は、不意の落水で気が動転してしまっていたとしても、自動的に膨らんでくれることなど。

デメリットは、落水時に膨らまないかもしれないこと。手動式は実際に落水した場合に落ち着いて作動用の紐を引けないかもしれないこと。作動してなくても定期的にボンベを交換する必要があることなど。

ウェーダー着用時のライフジャケット選択について。

本日最もお話したかったのが、ここです。

サーフに限らずフィッシングシーンでは、ウェーダーの着用は多いと思います。

ご存知かと思いますが、ウェーダー着用時に落水しその際ライフジャケットを装着していなかった場合、ウェーダー内部に空気層があることで下半身が浮き上がる状態になります。また、当然上半身は浮力体がございませんので沈み、極端な表現をすると逆立ち状態になります。(洋服を着用しているためある程度は浮く。)

この状態で長時間水中にとり残された場合、助かる見込みはないでしょう。

ウェーダー着用時は、必ずライフジャケットを着用しましょう。

ウェーダー着用時のライフジャケットの選択は、多くのアングラーがジャケットタイプを選んでいるかと思います。

サーフは、引き波時の転倒など想定外の事故が起きる可能性があり、その際は冷静さを欠きます。

自動手動にかかわらず膨張式の場合は、作動紐の引き忘れや他の着用物の影響などから、思わぬ誤作動も考えられますのでオススメできません。

釣りを生活の糧としていない我々一般人にとっては、所詮趣味の領域でしかありませんし、ライフジャケットの有無だけで命を落とすことなどになれば、あなただけでなく家族やその他大勢の方に迷惑をかけることになります。

一人ひとりが安全を第一に考えて、楽しいフィッシングライフを送れればと思います。

ライフジャケットの着用をアングラーの義務とし、着用されていない方には注意し合えるようなより良い関係を築いていければと切に願います。

それでは、また。