こんにちは。にしっぴ〜です。
このブログに何度となく登場するサーフでのフラットフィッシュゲーム。
とにかくここ最近の爆発的な人気ぶりには驚くばかりです。
僕自身、元々はシーバスフィッシングから始めたルアーの世界ですが、最近はもっぱらフラットフィッシュゲームにハマってしまっています。
本当に、このフラットフィッシュゲームというものは、一度ハマってしまうと抜け出せない魅力があり、多くのアングラー達を引き付けて止みません。
そこで本日は、フラットフィッシュゲームについて「何故ここまで人気がでたのか?」、その要因について考えてみたいと思います。
なんてったって高級魚
まずは何と言っても、これでしょう。
釣って楽しく、食べても美味しい高級魚が、目と鼻の先で釣れるのですから、これを狙わない訳がありません。
また、フラットフィッシュに限らずシーバスや青物など、外道が釣れても嬉しいのがサーフの魅力といえます。
ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュは、通常船で沖にでるオフショアの釣りが常識でした。
僕も本格的にフラットフィッシュを狙い始めたのは、10年ほど前だったと思いますが、まさかオカッパリからこんな高級魚が釣れるとは思ってもいませんでした。
このジャンルを開拓した先駆者は、本当に凄いと思います。
また、ヒラメは各地域で放流活動を盛んに行なっており、比較的資源が豊富でサーフにも相当の量がストックされていると考えられます。
盛期になると意図も簡単に釣れてしまうのは、このあたりが関係しているのかもしれませんね。
初心者でも始めやすい
こんな事を言ってしまうと怒られてしまうかもしれませんが、フラットフィッシュゲームは投げて巻くだけの単純な釣りと言えます。
他の釣りのようにテクニカルなことは一切なく、単純な作業で意図も簡単に釣れてしまうのがこの釣りであり、初心者でもタックルさえ用意すれば直ぐ始められてしまうところが、人気に拍車を掛けていると思われます。
サーフの地形を読み、魚の付き場を探してポイントを撃っていくテクニカルな部分もあるかもしれませんが、大人気の影響から多くのアングラーで賑わう今のサーフは、ルアーを遠くに飛ばし広範囲を探る、という単純な釣りにならざるを得なくなっています。
ある意味運(うん)的な要素が強くなり、老若男女問わず誰でも、釣れる確立が平等に与えられているところが、人気の一因になっているのではないでしょうか?
案外、初心者のほうがアッサリ釣ってしまったりします。
優越感とSNSの普及
魚が釣れると誰も嬉しいものです。
当然誰かに自慢したくなります。
人間は、多くの人から注目を浴びることで優越感に浸ります。
アングラーで賑わうサーフでは、誰かが魚を釣ると注目の的となります。釣った本人は優越感に浸り意味もなく見せびらかしたりしています。
この行為自体何も批判するものではなく、僕もそうですが、誰もが同じような行動をとっているのではないでしょうか?
この優越感こそが、フラットフィッシュゲームの魅力の一つではないかと思います。
また、近年SNSの普及はめざましく、多くの方がTwitterやFacebookなどを利用されています。釣果情報などは、フォロワーや仲間内経由で拡散され、多くの人へ知るところとなります。
この影響は大きく、未経験のアングラー達をサーフへ向かわせたことは間違いないでしょう。
タックルの進化とジャンルの確立
僕がフラットフィッシュゲームを始めたころは、まだまだシーバスタックルの延長のようなものでした。
その頃から比べると、現在のタックルはめざましく進化し、より確実にフラットフィッシュを手にすることができる、専用タックルへと移り変わりました。
特にルアーとリールの進化なくして、フラットフィッシュゲームの成長はなかったと思われます。
風や波、そして天候など、あらゆる外部要因から影響をうけるサーフにおいては、飛距離重視のルアーが必須となり、今では飛ばないルアーは売れない時代になっています。
またリールの進化もめざましく、各メーカーがハイギアタイプを数多くラインナップに加えてきたのも、このフラットフィッシュゲームが大いに影響しているものと推測します。
そしてメーカーやプロアングラー達の宣伝やスタイルが、人気に拍車をかけたことで、このジャンルが確立したのではないでしょうか?
サーフに行けば大多数のアングラーが、同じスタイルで並ぶ様は、他の釣りでは決して見られない光景です。
一般の方たちは、この異様な光景をどのような目でみているのか?一度伺ってみたいものです。
以上、本日はフラットフィッシュゲームが爆発的人気となった要因について考えてみたした。
正直タックルなどについては、行き着くところまで来てしまった感は否めませんが、まだまだ成長過程のジャンルだと思います。
数年後にはどうなっているのか?
楽しみでなりません。
それでは、また。