こんにちは。にしっぴ〜です。
突然ですが、あなたにも魚釣りにおけるお気に入りのマイポイント(釣れる場所あるいは釣った場所)というものが、何箇所かあるのではないでしょうか?
そのマイポイントについて、普段どのように管理をされているでしょうか?
本日は、僕がマイポイントを管理する上で、日頃から活用しているスマホアプリをご紹介したいと思います。
目次
マイポイントのデータ化
スマホやアプリの進化に伴い、釣りにおけるモバイルの活用は、今や欠かせないこととなっています。
魚が釣れたポイントや知人から知り得たポイントなどは、頭の中で記憶している方もいれば、マイノートに記録している方やスマホ内に登録しデータ化ている方など、人それぞれあらゆる道具を駆使して自分自身の情報としてストックさらているのではないでしょうか?
あなたがターゲットとしているフラットフィッシュやシーバスなどの魚は「地形に着く」とよく言われ、釣れたそのポイントが常に安定的な地形を形成している場所ならば、必ずといっていいほど同じ場所に何度となく魚が着くといえます。
ですからマイポイントの管理というものは、重要なことになってきますね。
そこで本日ご紹介したいのは、釣れた場所をしっかりと正確に登録しておくことが可能な無料スマホアプリ(一部有料機能制限解除あり)です。
その名は、GPSアプリ「ジオグラフィカ」。
明確な目標物がある場所ならばまだしも、場所を特定するための目標物がないだだっ広いところでは、頭の中で記憶することは困難なことといえます。
そんなときにこのジオグラフィカを活用することで、より正確な位置情報をデータ化することができ、いつでも同じポイントに行くことが可能になります。
ジオグラフィカの特徴
このジオグラフィカ、本来は登山用に開発されたスマホアプリです。
本格的な登山者は、専用のGPS機を所持するようですが、その専用機にも引け劣らないソフトとして登場したのが、このジオグラフィカになんです。
当然ですが、これにはスマホのGPS精度の向上が大きく関わっていることは、言うまでもありませんね。
僕がこのアプリの必要性を感じたのは、浜名湖でのボートフィッシングに活用できるのでは?と考えたのがきっかけです。
ボートの釣りでは、GPS付きの魚群探知機が主流ですが、浜名湖においてはそこまでの必要性もなく、正確な位置情報とある程度の地形と水深が把握できれば十分といえます。
このジオグラフィカですが、正直あまり期待していなかったものの、今では手放せない存在となっています。
では、ジオグラフィカの特徴についてご説明します。
現在地の把握 及び登録
最近のスマホには、高性能なGPS機能が搭載されています。このGPS機能を利用することで、より正確な現在地を把握できることや現在地の登録が可能です。
圏外でも使用可能
あらかじめ目的地の地図をキャッシュ(保存)しておくことにより、圏外などのオフライン環境でもマップ機能を使用することが可能です。
例えば明日釣行予定の目的地をキャッシュしておきたい場合は、アプリ上の目的地のマップを表示するだけで、自動的にキャッシュしてくれますので煩わしい設定もいらず誰でも簡単に操作が可能です。
様々な地図を使用可能
国土地理院の地図やOpenStreetMap、そしてGoogleマップ(地図のキャッシュは出来ません)など、様々な地図データが表示可能です。
僕がこのジオグラフィカを選択した一つには、この国土地理院の地図が使用できるというところなんですが、詳しくは後ほどお話します。
航行軌跡の記録
その日どのようなルートを辿ったかなど、歩行やボートの航行軌跡を記録することができます。
正直僕はあまり必要性を感じてませんが、人によっては重宝する機能かもしれませんね。
現在地送信機能
現在地の座標位置などをメールにて送信することが可能です。
あまり頻繁に使用するものとしては考えたくありませんが、ボートが航行不能になった場合や遭難、そして生存確認などには使える機能だといえますね。
以上、主なところではこれらの機能が特徴です。他にも様々な機能がありますので、実際にアプリをダウンロードし使用してみることをオススメします。
また、一部の機能に制限がかけられています。
制限機能については、
- ログ記録8回まで
- 表示キャッシュ容量制限(100MBまで)
- 一括キャッシュにかかわる制限
などです。
その他は、無料で全ての機能を使用することが可能です。普通に使用して困ることはないと思いますが、キャッシュのところなど本格的に使い倒したい方は 制限解除も必要かもしれませんね。
ちなみに制限解除料金は、960円でそのとき一度だけの支払いになります。
釣りにおける使用方法
ここからは、僕が実際に使用している機能についてご説明していきます。
ポイント登録
先にもお話したように一度釣れたポイントは、そこがいい地形ならば、また釣れる可能が高いといえます。
僕はこのジオグラフィカを活用して、釣れた場所を頻繁に登録することを心掛けています。
登録方法は以下のとおりです。
- 登録したいポイントに赤丸の十字部があることを確認し、マーカー追加ボタンを押します。(通常は現在地追尾ボタンがONになっていれば十字部と重なり現在地がマーカーされます。
- マーカー追加ボタンを押すとこのような画面が現れますので、各項目を入力し決定ボタンを押します。
- なお上記画像のマーカーボタンを押すことで、お好みのマーカーに変更が可能です。必要に応じて変更してください。
- 決定ボタンを押すことで、下記のようにマーカー登録されます。
メモに天気や潮汐などを記録し取りためておくことで、その日の状況にあったポイント選択が可能になりますので大変重宝していますね。
国土地理院地図の活用
僕がこのジオグラフィカを選択したのには、この国土地理院の地図が使えるというのが大きかったといえます。
地図設定の中で、国土地理院の「湖沼図平成2年前」を選択することにより浜名湖の水深や地形を把握できるというのが、僕には欠かすことのできない機能でした。
平成2年前ということで、かなり古い地図にはなりますが、大まかな基準にはなるのではないかと考えています。
釣りにおけるGPS機能アプリとして「海釣図」というアプリが知られた存在だとは思いますが、このアプリには浜名湖内の詳細マップがなかったため、残念ながら不採用となりました。
浜名湖のポール位置の登録
僕のホームフィールドである浜名湖内には、ミオ筋を示すポールがいくつも立てられています。
ミオ筋というのは、別名「船道 」(ふなみち)ともいい、船が安全に航行できるよう周りよりも深く掘られているところをいいます。
当然このミオ筋は、大きく地形が変化していることが多いことから、魚の付きやすいポイントともいえます。
昼間であればポールを見れば、大体の位置は把握できますが、夜間航行の安全面においてや、今どの辺を流しているかを平面で確認するためには、ポール位置を正確に登録しておくことは、かなり重要なことと考えています。
実際のポールの正確な位置については、「浜名湖総合環境財団」のページに各ポールごとの座標位置が公表されていますので、こちらを確認すると便利かと思います。
全てのポールを手動で登録するのは、やや面倒ですが浜名湖に頻繁に釣り出掛ける方は、是非オススメしたいことですね。
以上が、僕のジオグラフィカの使用方法になります。
本日のまとめ
それでは本日のまとめです。
ジオグラフィカについて
- マイポイントの登録が可能
- オフラインでの使用が可能
- 国土地理院地図が使用可能
- 航行軌跡登録が可能
- 不測の事態にも現在地の送信が可能
- ほとんどの機能が無料で使用可能
釣りの使用方法について
- 釣れたポイントの登録
- 浜名湖では国土地理院地図が超便利
- 目標物などの座標位置が分かれば、任意の位置に登録が可能
以上、本日は超使えるGPSアプリのジオグラフィカについてお話しました。
釣りポイントの登録だけでなく、いろいろと工夫することで、様々なジャンルにも利用可能ではないかと思います。
きっとあなたにも、何かしらの方法で役立つのではないかと確信しています。
是非ダウンロードし、使用してみてくださいね。
それでは、また。