こんにちは。にしっぴ〜です。
僕は、知り合いのマリーナ経由で譲り受けた小型の和船を所有しています。
浜名湖専用ボートとして、湖内の公共マリーナに係留していますが、最近はもっぱらサーフでの釣りが多くなり、ほとんど乗っていない状況です。
これにはちょっとした理由があって…。
実は、僕のボートに取り付けられている船外機は相当古く、正確な年式は分かりませんが、30年近く経過しているエンジンではないかと思われます。
どこか調子が悪い訳ではなく、今のところ何ら問題なく快調に動いてはいるんですが、いつ故障してもいいような船外機です。
そんな訳で、正直船外機が故障して漂流してしまうことにビビってしまい、乗るのが億劫になってしまっているんです。
まぁ〜早い話、単なる臆病者ということです。
そんな理由から、程度のいい中古船外機がないものかと物色していたところ、ふとテレビで放送されたバス釣りを見ていて気づいたんです。
「エレキモーターを付けたらどうだろう?」ということを…。
当然船外機にしてもエレキモーターにしても、購入する場合は高い買い物になりますので、おいそれという訳にはいきません。
そこで、エレキモーターについて全く無知な僕は、知識向上と構想を練るべく、まずはエレキモーターそのものについて調べてみることにしました。
ということで前置きが長くなりましたが、本日はその「エレキモーターについて」の話になります。
エレキモーターに興味のあるかたは、是非一緒に共有できたら幸いです。
目次
和船にエレキモーターを付けたら、どうだろう?
前述したとおり、そもそもの話は「船外機が故障したときの対策をどうするか?」というところからです。
プレジャーボートで、遠く外洋まで行かれる方の中には、大型船外機とは別に小型の船外機を予備に実装されているケースも多いかと思います。
浜名湖内ならば、仮に船外機が故障したとしても外洋ほど大事にはならないかもしれませんが、万一のためにも準備はしっかりしておきたいものです。
特に浜名湖は橋桁などの障害物が多いため、舐めてかかると大変な事故に繋がりかねません。
そこで思いついたのが、エレキモーターを取り付けることで、動力を2つにするということです。
これなら船外機が故障したとしても、近くの岸までなら十分たどり着くことが可能です。
また、僕がよくやっている流し釣りは、エンジンを掛けっぱなしにして操船しながら釣りをすることが一般的です。仮にこれをエレキモーターに変えることができれば、操作性の向上と燃料費の削減が図れるのではないかと考えました。
さらにエレキモーターを使用することで、船外機の音に警戒しているシビアな魚にも効果があるのではないかと考えました。
エレキモーターの特徴について
ということで、いよいよ本題に入っていきたいと思います。
モーターの種類(タイプ)
エレキモーターには、大別すると操縦において2種類のタイプがあります。
1つは、ボート船外機と同じように手でハンドルを握り操縦するハンドコントロールタイプ。
もう1つは、足で全ての操縦を行うフットコントロールタイプです。
ハンドタイプのメリットは、ハンドルを握ることによるダイレクトな操作感から比較的操縦が楽なところや、余分な部品がない分軽量になることで、運搬が楽なところ。また、フットタイプに比べると低価格なところです。
デメリットは、やはり常に手を使うため釣りをしながらの操縦となると、本来の釣りに集中出来なくなってしまうところがあります。
またもう1つのフットタイプのメリットとデメリットについては、ハンドタイプのそれと真逆になるとろがあります。
足での操縦になるため、手がフリーになる分釣りに集中できますが、操縦に慣れが必要になることや、部品点数の多さから重量が増し運搬が大変なことがあげられます。そして、ハンドタイプに比べ高額になってしまうところです。
モーターの力(推進力)
実際の使用において最も気になるのが、モーター出力(推進力)ではないでしょうか?
通常船外機では、エンジン出力の大きさを「馬力」という単位で表します。当然数字が大きくなるほど大出力になります。ちなみに僕の船外機は、9.9馬力です。
エレキモーターにも、同じように出力を表す表記があるのですが、こちらは馬力ではなく「ポンド」という単位で表します。こちらも当然数字が大きくなるほど、大きな推進力を得られることとなります。
実際のところポンド表記だと、あまり馴染みがないため力の程度がよく分からないところがありますが、だいたい1馬力=55ポンドぐらいと考えればいいようです。
またエレキモーターの表記には、もう一つ「ボルト」というものがあります。船外機のように発電装置は備わっていないため、モーターを動かすためにはバッテリーが必要になります。
要するに、エレキモーターを動かすために必要な電圧を表す表記となります。当然大きな推進力を得るためには、大容量のバッテリーが必要になってきますので、ポンド数が大きければボルト数も大きくなりますね。
まだまだエレキモーターの操作性方法など、知りたいことは多々ありますが、僕にとってはまだ未購入の選択段階のため、ここでは割愛させていただくこととします。
エレキモーターの選び方について
それでは僕が浜名湖で実際に使用するとして、どのようなエレキモーターを選択すればいいかを考えてみたいと思います。
タイプの選択
これについては、迷わずフットタイプを選択します。ハンドタイプになると現在の船外機操船と何ら変わらない状態になりますので、少しでも自分の釣りに集中するためにはフットタイプ一択となるでしょう。
また、流し釣りだけでなく当然ルアーフィッシングもやりますので、キャスティングが多くなることを考慮すればフットタイプが最適な選択ではないかと考えます。
推進力の選択
ここが最も選択に迷うところです。
通常の止水湖として考えれば、船外機がある限りそれほど大出力のエレキモーターは必要ないと思われますが、浜名湖は特殊で潮の干満差を大きく受け、随所に河川と同じような流れが発生します。
特に大潮時は、あっという間にボートが一定範囲の下流まで流されてしまうほどです。
浜名湖がどのようなところかについては、こちらも参考にしてください。
どの程度の推進力が必要かをいろいろ調べてみましたが、僕の所有する19Fの和船だと40ポンド以上は最低でも欲しいことが分かりました。
ただしこれは最低限ということなので、欲を言えば45〜55ポンドぐらい余裕があった方がいいのではないかと推測しているところです。
いずれにしても本当に購入となれば、慎重にもう少し調べあげた上で決めなければいけませんね。
残る問題はマウントデッキ
エレキモーターを仮に購入するとなると、バッテリーやその他必要部品も必要になってきます。
特に僕が悩んでいるのが、エレキのマウントを固定するための土台をどのようにするか?です。
当然固定デッキを自作することになると思いますますが、いい案が思いつきません。
ここをしっかり作っておかないと、大きな事故にも繋がりかねませんので非常に悩むところですね。
これについてもいろいろ調べてみたいと思います。
どなたか良い方法があったら、是非教えてください。
本日のまとめ
それでは、本日のまとめです。
- 所有ボートの予備動力としてエレキモーターを検討中
- エレキモーターには、ハンドタイプとフットタイプがある
- エレキモーターには、推進力をはかる目安としてポンド、ボルト表記がある
- 現状から選択するとしたらフットタイプが最適で、推進力は45ポンド以上欲しいところ
- その他の問題として、エレキマウントの固定デッキをどうするか悩みどころ
以上、本日はエレキモーターについてお話しました。
長々と僕の構想(妄想?)にお付き合いいただき、ありがとうございました。
きっと同じような考えを持たれている方も、いらっしゃるのではないかと思います。
「こんな方法があるよ。」とか、「今、検討中だよ。」という方がいらっしゃいましたらアドバイス等いただけると助かります。
また、この件が進行していくようでしたら報告させていただきます。
それでは、また。