こんにちは。にしっぴ〜です。
あなたは新潟県の燕市、三条市という地域をご存知ですか?
あのスノーピークやユニフレームなど、多くのアウトドアメーカーが本拠地を構える地域として認識している方も多いのではないかと思います。
このあたりの地域は「燕三条」と言われ、日本有数の金属加工技術を持ったものづくりの町として広く世間に知らた存在となっています。
僕もスノーピークやユニフレームの製品には大変お世話になっているところですが、実はこの度それらメーカーにも負けず劣らずの良質な製品をつくる企業が、新たなブランドを立ち上げたニュースを目にしましたので、共有させていただけたらと思い記事にしました。
目次
株式会社山谷産業
この社名を聞いただけで、何のことか理解できる方は、かなりのアウトドア通ではないでしょうか?
株式会社山谷産業は、昭和54年に漁具の金物卸商として創業し、現在は同事業を並行しつつ村の鍛冶屋というアウトドア用品を取り扱うECサイト(ネットショップ)を運営しています。
村の鍛冶屋と聞いてピンときた方もいらっしゃるではないですか?
そしてこの山谷産業が、この度新たなブランドを立ち上げたとのことで、現地の新聞にも掲載されるほど話題になっているようです。
そのブランド名は、「TSBBQ」。
その名のとおり、主にバーベキュー器具を取り扱うブランドのようです。
このTSの由来は、Tsubame Sanyo(燕三条)の頭文字をとったことに加え、Try Stylish BBQという想いも込められているとのことです。
アウトドア用品の中でも、バーベキュースタイルに特化したブランドということで、非常に稀な存在でえるといえますね。
そして、このTSBBQブランドの第一弾として、ROAST STAND(ローストスタンド)なる製品が登場していますので、こちらのご紹介と同社ネットショップである村の鍛冶屋で販売されている気になる製品についても併せてご紹介さていただきます。
【燕三条製】TSBBQ ローストスタンド TSBBQ-001
スローライフに最適、じっくり焼き上げるローストスタンドの登場
出典:http://www.muranokajiya.jp/fs/muranokajiya/tsbbqroaststand
バーベキューをやりながらローストビーフができてしまうというTSBBQの船出に相応しい製品になっています。
非常にシンプルな作りですが、スタンドを焼き網に固定するためのフック部や、高さ調整できる2つのセット穴、またサーベルの不必要な回転を防止する60度ごとに設計された持ち手部など、随所に工夫が施されており品質の高さが伺えます。
使用方法も非常に簡単で、付属のサーベルに肉を刺し、スタンドにセットするだけ。あとは定期的にサーベルを回しながら、まんべんなく焼き上げれば本格的なローストビーフが完成してしまいます。
僕なんかローストビーフを作るとなると、手軽なダッチオーブンに頼ってしまいがちですが、このローストスタンドは、肉の焼け具合を確認しながら時間を掛けてゆっくり焼き上げますので、まさに自分で作った感がありスローライフを楽しむ本来のキャンプスタイルには、最適な調理器具ではないかと思います。
またこの製品、ローストビーフだけに留まらず、シュラスコや専用器具を使用することで、バームクーヘンも作れてしまうとのこと。更にアイデア次第では、いろんな焼き料理が作れてしまうのではないでしょうか?
製品の価格は、本体価格9,800円(税抜)と決して安くはないですが、なによりも品質の高さは特筆すべきものがあります。実は、このローストスタンドの一つ一つの部品は、燕三条の各町工場の職人さんたちが丁寧に作り上げ、一つの製品が完成しています。
故に、このローストスタンドは燕三条の技術の結晶がつまった一品と言えます。
出典:http://www.muranokajiya.jp/fs/muranokajiya/tsbbqroaststand
そう考えれば、この価格は納得できるものではないでしょうか?
村の鍛冶屋の魅力的な製品群
TSBBQに限らず、ネットショップである村の鍛冶屋には魅力的な製品が数多くあります。
どこかでみかけた⁉︎ 鍛造ペグハンマー&ペグ
あえて語りませんが、この製品の第一印象について、あなたも同じことを考えたのではないでしょう?
「どこかで見かけたことがあるような気がするなぁ?」と思えるほど、似たようなつくりになっていますが、よく見かける中国製の模倣品とは別もので、しっかりと作り込まれた高品質な製品であることは間違いありません。
真鍮製やステンレス製、またカラーなどの仕様を変更することにより差別化を図っていて、価格もやや抑えられているようですね。
話では、某メーカーから苦情をいただいたこともあるようですが、製造業ではよくあることで既製品に改良を加え新たなものを作り出すこと自体、日本のものづくりとしてやってきたことではないかと思います。ただし度がすぎるのは別ですが…。
僕は既に、某メーカーのハンマーとペグを所持していますので今更購入することはありませんが、これから購入を検討されている方は、選択肢の一つとして是非オススメしたい製品と言えます。
実はこれが一番気になっています。サイドテーブル
最後にご紹介するのは、あらゆる場面で重宝するサイドテーブルです。
実は僕、このテーブルが一番気になっているんですよ。
特長は何と言っても、2WAY仕様というところですね。
着脱式のステンレス板が付属した竹板テーブルになっていて、インドアアウトドア問わず気軽に使用することが可能になっています。また耐荷重も80㎏とかなりしっかり作り込まれていますので、時にはイスとして使用するなどらあらゆる場面で活躍すること間違いなしでしょう。
ちょうど自宅兼用で使える最適なテーブルを探していて、◯ニ◯レームのテーブルを考えていましたが、これを見たことでまた悩みのタネとなりそうです。
以上、本日は株式会社山谷産業の新ブランドTSBBQの紹介に始まり、村の鍛冶屋の魅力的な製品についてもご紹介させていただきました。
TSBBQをはじめ、同社の今後の展開に期待したいところですね。
それでは、また。