こんにちは。にしっぴ〜です。
くそ暑い日が続き、心身ともに滅入ってしまいそうな今日この頃、あなたはいかがお過ごしですか?
熱中症や夏かぜなど案外体調を崩しやすい時期ですので、お体には十分お気をつけ下さいね。
さて話は変わりますが、やっと登場しましたね。
アングラーズリパブリックの
パームス サーフスター(Surfstar)。
出典:Surfstar – PALMS | Angler’s Republic
今冬各地で開催されたフィッシングショーでは、今年発売予定のサーフスターが展示され、その発売を心待ちにされていた方も多くいらっしゃったのではないでしょうか?
かくゆう僕もこのサーフスターが非常に気になっていて、まだか?まだか?と待ち望んでいた一人です。
ということで、本日は期待のロッド、サーフスターについてのお話です。
サーフスターへの思い
サーフスターといえば同社が誇る名品中の名品です。実は、このサーフスターは僕にとっても非常に思い入れるあるロッドで、本気でシーバスにのめり込み始めた20年程前に最初に購入したのが、このロッドだったんですよ。
当時は、自分にとって最適なロッドを探そうと何度となく入念に調べあげた中で、このサーフスターを選択した記憶があります。
現在では全く使用しなくなってしまいましたが、思い入れるも強く今でも手放すことなく手元に置いています。
NEW サーフスターについて
もともとサーフスターは、メインターゲットをシーバスに据え磨き上げられてきたロッドだったと承知しております。
しかし今回のNEWモデルにおいては、パームスエルアに代表するショアガンのように「ゲームスタイルごとに特化した性能を与えた専用モデル群」をコンセプトに展開していく予定のようです。
サーフスターはこれらロッドに求められるファクターを現時点で考えられる最良として提案するシリーズです。長い歴史を持つ中で、今回始めてゲームスタイルごとに特化した性能を与えた専用モデル群でシリーズを構築。求めるべき性能がより明確になっただけ、その性能は極限といっていいほどのパフォーマンスを生み出します。コンセプトを明確に絞り込み、磨き上げる作業から生み出される1本は、まさに我々の理想の結晶といってもいいかもしれません
パームスエルアとは一線を画し、ハイエンドロッドを扱うパームスブランドのメインモデルでもあるサーフスターを万能ロッドとしてではなく、各々のスタイルに特化したモデル群とすることで、より実践的で様々なシチュエーションに柔軟に対応するモデルに仕上がっていることは間違いないでしょう。
今回第一弾としては、ショアスローとフラットフィッシュモデルを発売。
当然今後はシーバスモデルなども登場するとはずで、ショアガンの専用モデル群のそれと同じようなラインアップになっていくものと思われますね。
NEWサーフスターの特長
ロッドの仕様についてカタログ上では詳細な部分まで知ることはできませんが、ハイエンドロッドに相応しい3つの特長があります。
デザイン
出典:Surfstar – PALMS | Angler’s Republic
サーフスターと言えば、シルバーカラーのブランク。そしてブラックカラーのサーフスターロゴとガイドスレッド。さらにとどめとしてブルーリング。
これら全てサーフスターの伝統を受け継ぐデザインとして、今でも変わることがありません。
使う側のアングラーにおいては、ロッドの性能以上にデザインには拘りたいもの。長年に渡り、変わることのないデザインが今でも受け入れられているロッドは、他を探してもそうあるものではないと思います。
誰が見てもサーフスターと分かるそのデザインは、それだけでもアングラーの心を揺さぶり所有欲を満たします。
これだけでも選択する価値があるのではないでしょうか?
ガイドへのこだわり
出典:SUMMARY TORZITE|新製品|釣り具 ガイドの富士工業
カタログを見ても分かるとおり、ガイドには富士工業製のトルザイトを採用しています。このトルザイトはSiCに変わるガイドとして注目の素材ですね。
実際僕は、このトルザイトガイドを使用したことがありませんので不明な点が多々ありますが、SiCと比較して軽量、強度、耐摩耗性などが優れているとのことです。
このトルザイトについて調べてみましたが、正直SiCとの比較でのメリットはそれほどないように感じました。
メーカー側としてはNEWロッドを製品化する以上、最新のパーツを採用することは当然と言えますが、これとは別にSiC仕様モデルで価格を抑えたモデルもあったらいいのになと思うところではあります。
高弾性素材を使用
出典:Surfstar – PALMS | Angler’s Republic
今やハイエンドモデルには当たり前となった高弾性カーボンですが、このサーフスターにも当然のように採用されています。
高弾性になればなるほど硬い素材の訳で、より細く軽いロッドを作るのには最適と言えます。ただしロッドは硬ければいいというものではなく適材適所に低弾性から高弾性までを使い理想的なテーパーに仕上げるもの。
高弾性素材ばかりがカタログ上で踊っていますが、これまでサーフスターが歩んできた歴史に恥じない経験と実績が伴ったハイエンドに相応しいロッドに仕上がっていることは間違いないことと言えますね。
以上、本日はNEWサーフスターについてお話しました。
実は昨日釣具店へ行き実物を触ってきました。
短時間でしたが、確かに手に持っただけでその良さを実感した次第です。
なかなかおいそれと購入できるものではないですが、いつかはまたサーフスターを手にして使い倒してみたいと思わせてくれるようなロッドでした。
それでは、また。