こんにちは。にしっぴ〜です。
気温も急激に落ち、サーフのヒラメ釣りには
大変厳しいシーズンになってきました。
この時期のサーフ釣行は、まさに修行と言わざるを得ませんね。
それはともかく、
昨年のあなたの釣果は、いかがでしたか?
「ヒラメ、マジで釣れね〜。」
「もっとヒラメを釣るためには、どうすればいいんだろう?」
「あいつよりも、もっと釣りたい!」
なんて思っている、そこのあなた。
本日は今年一年をしっかりと釣りきるために、
改めて>「ヒラメを確実に釣るためのコツ」をまとめましたのでご覧ください。
(注意!)人によっては、内容の中で不快に感じるところもあるかもしれません。
そのような方は、それ以上読み進めることはおやめくださいますようお願いします。
まずはじめに
ヒラメ人気は最盛期を迎え、サーフは日々満員御礼状態となっています。
そんななか、良い釣果に有り付けず困り果てている方も多いのではないでしょうか?
特に僕が通う遠州サーフは、連日ものすごい盛況ぶりで、ヒラメのストック以上にアングラーの数が確実に勝っている状況です。
アングラーの多さはもはや仕方のないことですが、そのお陰もあり釣果も確実に低くなるっているのも事実です。
少しでも釣れる確率を上げるためには、どうすればいいのか?
今回は、案外分かっているようで分かっていなかった(⁉︎)、
ヒラメを釣るための基本中の基本である3つのコツについてお話していきます。
地形変化と流れ
ただ闇雲に大海原へルアーを投げ続けても、なかなかヒラメは釣れるものではありません。
サーフでヒラメを釣るための1つ目のコツは、
とにかく地形変化と流れを見極めるということです。
それは、何故か?
ヒラメは、ベイトフィッシュ捕食のためにサーフに接岸してきます。
(ベイトについては後述します。)
当然ヒラメもバカではありませんから、
より確実により楽に捕食するための術を知っています。
まさに、それが地形変化と流れなのです。
地形変化とは、いわゆる下記のようなものです。
- ヨブ(スリット):海底にできた溝などの起伏
- ストラクチャー(障害物):岩、テトラ、根など
- カケ上がり、カケ下がり:海底の傾斜
また流れとは、下記のようなもの。
- 潮流:海水の流れ
- 離岸流(払い出し):寄せてきた波が沖へと帰っていく流れのこと
- 潮目:異なる潮流がぶつかり合う場所
- 流れ込み:川など陸から海へと注ぐ流れのこと
これら地形変化と流れは、密接に関わりがあり
地形変化のある場所には必ず流れがあり、また流れがある場所には地形変化がある
と言えます。
ここで必要なことは、とにかくサーフへ行ったらルアーを投げる前に海の状況をしっかりと確認するということです。
- 水深の確認:そこが浅い場所ならば少しでも深い場所を探すこと(当然これも地形変化です。)
- 波の立ち方を確認:波が立つ場所は深いところから浅くなりはじめるところで、カケ上がりが存在しています。波が崩れていき白泡が広がる場所は、そこ一帯が浅場となっています。
- 砂浜の確認:砂から砂利などのマテリアの違いはないか?また、浜の傾斜はどうか?これらは、潮流やサーフの深浅に大きく影響します。
- 海面の確認:離岸流、潮目、潮流の向きやあたる場所、風のあたる場所。最初はなかなか難しいかも知れませんが、とにかくよく観察すること。そのうち慣れます。
これら、ヒラメに近づくためには確認しておきたい必要なことです。
何も分からないならば、とにかく少しでも他と違う変化のある場所を選びましょう。
地形変化に富み流れもきく場所は、必ずヒラメが回遊してきます。
そのような場所は粘る価値のある場所です。時間をかけ徹底して粘りましょう。
万が一どう見回しても変化を見つけれない場合は、その場所を見切るか決して定位せず少しづつ移動を繰り返すことで、手っ取り早く釣果にありつけるでしょう。
ベイト
フィッシュイーターであるヒラメは、食物連鎖の上位にいる魚です。
なぜ、ヒラメはサーフで釣れるのか?
僕の持論としては、ヒラメは決してサーフのような極端に浅い場所を生息地とはしていないということです。
それなのに何故、サーフでヒラメが釣れるのか?
それは、そこが格好の餌場であるということです。
サーフはベイトフィッシュ(イワシ、キス、コノシロなど)が豊富なことをヒラメは知っています。そして先にお話した地形変化や流れにはベイトフィッシュが集まりやすく、そのような場所に好んで定位するのがヒラメの習性なのです。
ベイトフィッシュを探すポイントは、
- 海面の状況を確認:ベイトボールはないか?(イワシなどの群れが固まり海面が黒くなっている)海面のザワつきや小魚が飛び跳ねていないか?
- 鳥の行動を確認:海面近くを鳥が飛んでいる。頻繁に鳥がダイブしている。
- 風が当たる場所の確認:風が当たる場所はベイトフィッシュが集まりやすい場所です。
ベイフィッシュとなる小魚などを見つけることは大変重要なこと。
言ってみればベイトフィッシュのいない場所には、ヒラメがいる確率も低いということです。
ルアー
今や数多くのメーカーからあらゆる種類のヒラメ専用ルアーが発売されています。
そして、人気のあるプロアングラーと提携しているメーカーのルアーは当たり前にバカ売れしていて、さもそれが釣れるルアーと思っているアングラーもいるくらいです。
しかし、ここで断言しておきます。
「この世に確実に釣れるルアーなど存在しません。また、あのプロアングラーが携わり開発されたルアーを買ったからといってヒラメが釣れるなどとは思ってはいけません。」
変な話、釣りメーカーにとってアングラーは、格好のカモです。
ヒラメを釣るためにルアーは、非常に重要なタックルですが
しっかりと見極め自分が本当に必要なルアーを選択しましょう。
ルアーを選択するポイントは、
- 自分の通うサーフで、表層、中層、ボトムをしっかりと探れるルアー
- ミノー、ワーム、メタルジグなど種類の違うルアー
- 赤金とナチュラルなどカラーの違うルアー(僕は2色あれば十分と思っています。)
非常に大雑把ですが、これで十分です。
これらを大前提として、少しでも飛距離の出るルアー、アピール力(アクション大)のあるルアーを選んでください。
先ほどもお話しましたが、ベイトがいなければヒラメは浅場には寄りません。だからこそより沖を狙える飛距離の出るルアーを選んでください。
また、これはヒラメに聞いてみなければ分からないことですが基本アクションの違いによる釣果の差などないものと僕は考えています。
とにかくヒラメにルアーの存在を気づいてもらうためにもより大きなアクションのルアーを選択してください。
最後にルアーについて一つ。
必要であれば新しいルアーを購入するのもいいでしょう。
ですが、少しで長く同じルアーを使い続けてください。
ルアーの数を増やすよりも一つのルアーを徹底的に使い倒し、自分のものにすることの方がよっぽど大切なことです。
そうすれば、どのような条件下でも必要なルアー、必要でないルアーが見えてくるはずです。
最後に
以上、本日はサーフで確実にヒラメを釣るための3つのコツについてお話しました。
それでもなかなかヒラメが釣れないあなたへ。
とにかく「アングラーが集まる人気ポイント」へ通ってください。
そこは確実に地形変化や流れに富み、ベイトも多く集まる場所です。
アングラーが集まる時間帯を避けて釣行することで必ず釣果にありつけるはずです。
そしてもしヒラメが釣れたら喜ぶのもいいでしょう。
喜んだあとは「何故、ここでヒラメが釣れたかをよく考えてください。」
それが分かるようになれば、あなたはいかなるポイントでも確実にヒラメが釣れる腕がついているはずです。
それでは、また。